2011/08/06

通してみた。

とにかく台詞を入れてしまって、通し稽古をしてしまおう。
という戦略なので、ドシドシ台詞を覚えて通し稽古をしてみた。

いやー。当たり前だが面白くない。
今回の芝居も、小さい世界での小さい気持ちのやり取りを、細々と描いている。
台詞だけ入っても仕方ない。

その台詞の後に目線をどこに送るのが適切か。とか、
その台詞の前の間をもう少し長く取るべきではないか。とか、
そんなコマゴマとした部分が積み重ならないと、舞台が立ち上がってこない。

一応、ビデオを撮ったので、みんなで観てみる。
「これじゃダメだねー」という感じで、がっかりすることは大事だ。
夏休みもまだ半分残ってるし、これからか。


舞台装置でブルーベリーの木を一生懸命作っている。
「ふるゆぎば」以来、久しぶりの木だ。
何を素材にして作ろうかと考えたのだが、小さいものなので枝を拾って来て加工することにした。工作的なことをするのは楽しい。

一日稽古と半日稽古を繰り返しているのだが、一日稽古が長過ぎて集中が保たない。
なにせ暑い。効果音かと思うくらいのセミの声。