JRが開通したので、ぼちぼち部活を始めた。
三月下旬に予定していた老人福祉施設ボランティア公演は全日程が中止になった。
用意していた演目「Is−アイズ−」は校内被服室で、新入生歓迎公演として一回きりの上演になる。発表する機会があるだけでもありがたいと思わねばならない。
三月いっぱいは、さる事情により全員揃うことが出来ないので、春先に向けていろいろと準備する。
いろいろと、の内訳は以下の通り。
1.「今年度のまとめ」冊子を作成。
本当は三年生が卒業する前に作って卒業記念として渡すのがスジだと思うのだが、やっぱり今年度も作ることができなかった。
今回は一年生のモエさんに編集長をお願いしたので、来年度は活動しながら同時並行で記事の収集もできるだろう。そうすると、発行も早めにできるのではなかろうか。
2.新入生部活動紹介のネタ仕込み。
去年は殺陣をやったのだが、今年はダンスの予定。
基礎練習の一環として、長らくエグザイルのchoo choo train(2分ver.)を踊っていたのだが、それを部活動紹介で踊ることにした。
ただし、まだ最後まで完成していない。当初、3月中になんとかする予定だったのだが、登校が封じられていたので未完成。だが、これはシオリさんが何とかしてくれるであろう。
3.体験入部の内容を考える。
いつも通り“基礎練習をして新入生歓迎公演の練習をする”という「部活動見学」の方が楽なのだが、「体験入部」と称してコミュニケーションワークショップのようなことをやる。
演劇は「コミュニケーションが上手くいったりいかなかったりする様子」を見せることが得意な表現様式なので、自分たちがどのようにコミュニケーションをとっているのかということをできるだけ正確に認識するのはとても大事。
ということでワークショップを行なう。
もちろん、単純に楽しいから、ということも有る。
4.ポスター書き
ウチの学校は部活動紹介ポスターの枚数に制限があるのだが、演劇部のポスターは新入生歓迎公演の宣伝、という名目で制限枚数をかなり超えた枚数を貼らせてもらっている。
実は、二年前に制限通りの枚数しか貼らなかった年があって、その時の新入生が一人だったのだ。この地区の中学校に演劇部は無いので、新入生にとってはナンダカワカラナイ部活、の筆頭が演劇部なのだ。PRしないと存在すら知られないままだ。
以上、4点に加えて、四月からは公演の稽古もしていくことになる。
部活再開初日は、とりあえず、まとめ冊子の編集会議。
時間に余裕が無かったので、基礎練習も出来なかった。
次の日は新入生説明会があったので、例年通りチラシを配ってPR。
チラシ配りまで時間があったので、久しぶりに基礎練習をした。
一緒にやったのだが、最近は侍'zの稽古も無く、授業で声を出すこともなかったので、声が出なくなっていた。すぐに衰えるものだ。
黙祷した後、小さな声で宮澤賢治の「雨ニモマケズ」を読む。
教育が仕事なので、自分にできることは有為の人材を育てることだけだ。
デクノボーと呼ばれながら愚直に東奔西走することができる人材を育てることだけだ。
高校生の頃はなぜデクノボーと呼ばれる人になりたいのか、意味が分からなかったけど、今はわかる。
その後、コミュニケーションワークショップの練習。
仕切りは基礎練習隊長のアサミさん。
初めてなので、やっぱりうまくいかない。
何度もやってみるしかないな。俺が仕切るんじゃ面白みがない。
その後、チラシ配りをして、解散。
土日はガソリン無くて学校に来にくい人もいるだろうから、部活無し。
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