2019/09/15

凧、秋の午後

午前中、娘の機嫌がどうも悪かった。
どうして機嫌が悪いのか、本人がうまく言葉にできるわけもないので、本当はよく見て推し量らねばならないのだろうが、私はそういうことがあまり得意ではない。

昼寝から起きると、機嫌は戻っている。
凧を上げたいというので、近くの波止場に行って、凧を上げる。
さすが海からの風は強く、凧はいとも簡単に上がる。
ほとんど走る必要もない。

35mのタコ糸はあっという間に伸び切ってしまい、そうなってしまうと、そんなに高く上がっているようにも思えない。
秋の空はもっとずっと高い。
娘は大層よろこんでいるが、もっと高いところまで上がれば、もっと喜ぶだろう。
次は長いタコ糸を調達しておこう。

この波止場にはほとんど車通りのない直線道路があり、芝生に覆われた小高い丘がいくつも連続してある。良く滑るすべり台と、ターザンロープも設置してある。
自転車の練習をしたり、追いかけっこをしたり、何度も何度もすべり台を使ったりして、1時間半ほど遊んだ。

岸壁では何組もの親子が釣りを楽しんでいた。
日差しは強かったが、風があって、すごしやすい秋の午後だった。

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