娘の保育園の運動会。
役員なので7時半集合。先生方がほとんど準備して下さっているので、準備といっても脚立に上って万国旗を巡らせたり、床のラインテープ貼りのお手伝いをしたりといった程度。
それでもあっという間に9時になり、開会となる。
お世話になっている保育園は、市の早期療育施設が隣接しており、合同で運動会をしている。
開会のセレモニーは両園長と、さらに隣接する市立小学校の校長の3人による寸劇。
今年の運動会のテーマは「昔話の世界」なので、両園長扮する金太郎と桃太郎が池に行って、斧やらキビ団子やらを落とすと、小学校の校長先生扮する池の女神が金のと銀のを持って現れる、という例の趣向。
校長先生の出番はここだけなので、あの変な女装をした紳士が誰なのか知らないまま終わってしまった保護者の方もずいぶん居ただろうと思う。素晴らしい。
娘が出場した種目は、徒競走,障害物競走,玉入れ,綱引き。
参加したアトラクションは、応援合戦,お遊戯,フォークダンス。
徒競走は4人で走って、男の子と同着1位。
障害物競走は同じメンバーで走って、3位。網をくぐるところで時間をロスしたのが大きかった。
玉入れは、かごの上に大きなおにぎり(段ボール製か)を置いて、それにみんなで球を当てて落とすという趣向。おにぎりころりん、すってんてん。娘のチームが勝ち。
綱引きは2戦して1勝1敗。
もちろん保育園の成長段階だし、みな同じように成長していくわけでは全然ない。4月生まれと3月生まれでは全然勝負にならないし、同じ月数でも成長のカーブはバラバラだ。
この段階での勝ち負けには、それ自体、たいした意味は無いだろう。
もちろん、勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。
でも、勝ち負けは単なる事実として置いといて欲しいと思う。ウチの娘も含めて、それで自分の能力が劣っているのだ、などとは思わないでもらえれば、と願う。
応援合戦は、年長さんがみんなの前に出てきて、エッサッサとチア。
エッサッサは、あのエッサッサ。そうかぁ、保育園児にやらせるかぁ、という感じもするが、みんな一所懸命やっているので微笑ましい。娘には本当のエッサッサは見せないようにしよう。日体大のアレは保育園児には刺激が強い。
お遊戯はラッキーハッピーデラックス。
娘がいつも元気に「♪ぜんりょくで、はくりょくで、はしれない♪」と歌っているので、なんだろう、と思っていたのだが、この歌の歌詞だったようだ。
実際には「全力で、迫力で、走れば、とびきりの笑顔がデラックス」という歌詞のよう。
そうだよな。走れないんじゃ、困る。
フォークダンスは親子でオクラホマミキサー。
お父さんとは踊らない。お母さんと踊る。
というので、残念ながら撮影係に。
こうやって、父と距離を取るようになる日が一日一日と近づくのだなぁ、と感慨にふける。良いことだ。
運動会は1時半に終了。その後、役員は後片付け。
しかし、いつも思うのだが、保育園の先生たちの御尽力には、本当に頭が下がる。
保育園児にこれだけのことを教えるのに、いったいどれだけの労力がかかるのか、想像もつかない。そのうえ、看板やら、小道具やら、全部手作りなのだ。
本当に素晴らしい仕事ぶりだと脱帽する。
家に帰ると娘は昼寝をせずに待っていた。
近所の公園に行き、ブランコを漕ぎ、自転車の練習をする。
夕方から湯野浜の民宿で宴会。
前の学校で教えていた演劇部の生徒たち(今年25歳になる代:演目はブルーベリー)が、庄内で定例飲み会をするというので、民宿を取ったのだ。
私は妻の指導により、日帰りにしたのだが、しかし娘が来てくれてから、この代の飲み会には参加できないでいたので、ずいぶん久しぶりに会うことになる。
みんな元気そうでなにより。
どういうわけだか、夕ご飯の後はUNO大会になり、みんなでひたすらUNOをする。10人でやるとなかなか終わらず、1ゲームが1時間半ほど続く。
そうこうしているうちに22時になったので、帰ってきた。
実はあの人たちの近況も、私はよく把握していないのだが、まあ、いいだろう。
元気でさえいてくれれば、それでいいのだ。
ご飯はおいしかったし、UNOは楽しかった。
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